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臨床研修施設院長へのインタビュー(神奈川県)ベル歯科医院 鈴木彰院長【前編】

最終更新: 3月17日

今回は、歯科医師臨床研修施設のひとつ、

ベル歯科医院(神奈川県)の鈴木彰院長のインタビューです。


2004年に歯科医師臨床研修施設として登録し、 これまでに36人の研修歯科医師(単独型14人、協力型22人) を受け入れ、育ててきたベル歯科医院。

「予防+治療型」の歯科医療をはじめ、矯正歯科、訪問歯科にも力を注ぎ、 子どもから高齢者まで様々な患者のニーズに応えています。

ユニット15台、歯科用CT、CO2レーザー、マイクロスコープなどの最新設備も整った、スタッフ数55名の大所帯の歯科医院です。




診察以外にも、国内外で講演をするなどグローバルに活躍する鈴木院長に、


・どんな歯科医師を育てたいのか

・どんな人と一緒に働きたいのか


など、熱い想いをじっくりと伺ってきました。


臨床研修医の受け入れ人数や、設備などの情報は、

各種ホームページなどで閲覧できますが、

指導者の本音を知ることができるのは、

なかなか貴重な機会ではないでしょうか。


ぜひ、ご覧ください!




Q.なぜ歯科医師臨床研修施設にしたのですか?

―A.「予防+治療型」の歯科医療をたくさんの患者に提供したいから

<鈴木院長>

将来の歯科医療は、治療するだけでなく、予防と両立した形で 行っていく必要があると考え、「予防+治療型」の歯科診療を 20年ほど前から実践してきました。


それなりの成果は出ましたが、私自身で診られる患者数には限りがあります。 1日10人から20人ほど。年間でもせいぜい数百人です。

もっと多くの歯科医師ができるようにしていかないと変わらないと思ったんです。


大学を卒業したとはいえ、ゼロの状態から現場で学び始める 歯科研修医は新しい技術ややり方を取り入れるのに最も適した人材だと思い、 2004年から歯科医師臨床研修施設として登録しました。

 「予防+治療型」の歯科医療とは?

   虫歯・歯周病などの様々な歯科トラブルに対し治療を行うだけでなく、

   治療終了時の状態を長期的に維持するため、患者の口腔内ケアを

   指導・サポートして歯の本来の寿命を保つための歯科診療です。 


Q.どんな研修医を育てたいですか?

―A.口腔健康の「維持」ができる歯科医師


<鈴木院長>

口腔の健康回復だけでなく、「維持」ができる 歯科医師を育てたいですね。

予防をベースにした歯科医療を提供でき、 患者を導くことができる歯科医師を育てたいです。





Q.研修カリキュラムの特色などを教えてください。

―A.当院オリジナルの「5年プログラム」&「教科書」を用いています


<鈴木院長>

当院では、歯科医師臨床研修の1年間+その後の4年間、

計5年間の研修プログラムを用意しています。


1年目で担当した、応急処置、暫間処置に加え、

2年目以降は確定処置の習得に診療範囲が拡大します。


また、研修医に教える治療技術に関しては、

10年以上研修内容を練った結果を本にしたためました。



「生涯歯を残せる時代の5つのスキル」



この本の内容を研修の必須科目として取り入れたことで、

研修医の上達スピードが2倍~~3倍にアップしました。


症例数も、1日に10人以上の患者を診ることが出きるようになりました。


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今回のインタビューはここまで!

続きのインタビューはこんな内容になっています。

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後半のインタビュー内容(目次)

Q.臨床研修医に期待すること、心構えとして持っていて欲しいことは?

Q.スキルアップのコツって、何でしょう?

Q.ズバリ、欲しい臨床研修医像は?

Q. 評価している研修医は?



是非ご覧ください

後編はこちらから



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