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【仲井教授①】女性教授に聞く、歯科界の女性のキャリアの作り方

更新日:2020年8月25日

こんにちは! JDC naviブログ担当のマイ子です。

今回は、静岡県立大学短期大学部 歯科衛生学科 学科代表の仲井雪絵教授のインタビューをお届けします。

どんな方かといいますと…、

私がこれまでにインタビューさせていただいた中で、

一番元気でパワフルな方です!!!



新型コロナウィルス感染症予防のため、

今回は、電話でのインタビューだったのですが、

電話だけでも伝わるそのエネルギッシュさ!

こんな先生に教わる学生の皆さんは、幸せですね。

そばにいるだけで元気を注入してくれる、そんな教授です。

ホームページアドレス(URL)https://researchmap.jp/snowpicture12

インタビュー記事は、

①私が小児歯科学を選んだのは…

②いざアメリカへ! 留学生活で得たもの&キシリトールとの出会い

③日本を子どものむし歯が少ない国ナンバーワンに!

の3本立てでお届けいたします。

それでは、スタート!


まずは、コチラのかわいい絵本、見覚えがある方も多いのでは?


「ラクに楽しく! マイナス1歳からはじめるむし歯予防」

仲井教授の著書の一つです。

ラクに楽しく! マイナス1歳からはじめるむし歯予防

それでは、仲井教授のプロフィールをご紹介しますね。

 

岡山大学大学院歯学研究科博士課程 (小児歯科学専攻)を修了後、

1996年~2001年 岡山大学歯学部 小児歯科学講座 助手(現在の助教)

1997年~2000年 ワシントン大学歯学部

         小児歯科学講座・歯科公衆衛生学講座

         Visiting Assistant Professor

2001年~2004年 岡山大学大学院医歯学総合研究科

         行動小児歯科学分野 助手(現在の助教)

2004年~2016年 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 行動小児歯科学分野 助教

2016年4月~現在 静岡県立大学 短期大学部 歯科衛生学科 教授

就任3年目にして、短期大学部の学生部長を務め、現在は学科代表に。

静岡市歯と口腔の健康づくりの推進会議 会長

静岡県歯科医師会 学校歯科保健推進委員会 顧問

を務めるなど、大学内のみならず、地域でも広く活躍されています。

ここでは書ききれないので、詳しくは、コチラをご覧ください。

 

まずは、仲井先生が、小児歯科の分野を選んだ理由を伺いました。


私が小児歯科学を選んだのは…
フィールド研究で歯科検診(ハロウィーンの季節でした)

由は本当にたくさんあるのですが」と話し始める仲井教授。



大学院に進むと、通常は研究が主となり、

臨床から離れてしまうのですが、

当時の岡山大学病院小児歯科は小児患者が

全国で2番目に多いということもあり、

小児歯科に関しては、思いっきり臨床をしながら

研究にも没頭できる環境がありました。

臨床にも力を入れたかったので、ぜひここで、

と考えたのがきっかけです」。

また臨床実習の際に、歯周病や補綴、

口腔外科と様々な分野における多くの教官から臨床指導を受ける中で、

あのような歯科医師になりたい』と

医療人としてあこがれたのが、

小児歯科の先生だったんですよね。

そして、実習でたくさんの患者さんを診療して、

一番苦労したのが小児歯科。

そのためか一番達成感があったのも小児歯科だったんです。

そして何より、歯科は治療を繰り返すことによって、

歯質がどんどん失われてしまうのですが、

子どもの場合は、

たとえ乳歯がむし歯だらけだったとしても、

私たちの介入・患者さんの努力次第で

永久歯をむし歯ゼロにできる

そういう明るい未来が

あるところに惹かれました」。

また、当時の岡山大学では、「歯科恐怖」の研究にも力を入れていました。

「私自身、子どものころは歯科嫌いで、行くのが怖かったんです。

ですので、これについて研究できる環境だったこともよかったですね」。

20年以上小児歯科に携わり、

論文や著書も多数発表している仲井教授。

次の記事では、研究の礎となった、

アメリカ留学の時のお話をお届けします。



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